職業病としてのジストニア -ドイツの論文から-

久々のブログ更新ですが、ドイツの研究者らが2015年に発表した、 ジストニアに関する論文についてご紹介したいと思います。 タイトルは、 『プロ音楽家における動作特異性のジストニア、危険因子としての過度の練習の(発症に影響を及ぼす)重要性(を考察した)システマティック・レビュー』 Task-Specific Dystonia in Professional Musicians A …

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音楽家のジストニア:可塑性と局在について

 音楽家のジストニアに関する解説記事が雑誌「医道の日本 1月号」に掲載されました。1月号では音楽家への施術をテーマに特集記事が組まれています。誌面では発症機序と当院での症例研究も含めた内容構成となっています。  「医道の日本」は鍼灸の業界誌であり、治療家を対象としているため、専門的な内容も含まれています。当院のホームページにも音楽家のジストニアに関する記載はありますが、この場で「音楽家のジスト…

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フランスでのセミナー:『不妊と鍼灸』について

フランスで日本の鍼灸を広めようと精力的に活動されている、 Vincent Folks先生のお招きにより、今回で3回目となるパリでの鍼灸セミナーを行いました。 大統領選前ということもあり、パリの街はいつになく緊張した雰囲気が漂っており、 観光客も一昨年来た時と比べて少ないようでした。 今回は「不妊と鍼灸」をテーマに2日間の日程でセミナーを行いました。 第1日目は不妊と鍼灸の歴史的…

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音楽で描かれた「曼荼羅」

 昨年末に『玉置浩二、音楽への飽くなき情熱』(テレビ東京系列)という番組が放映され、玉置氏のビルボード・クラシックス公演の詳細や音楽活動への取り組みなどが紹介された。実際に玉置氏のコンサート会場へ足を運べば、その圧倒的な歌唱力と本格的なオケとの究極的な調和に、今までになかった、新しいステージの形態を体感できる。玉置氏の公演はその調和が最も成功している例と言っても過言ではなく、ビルボード・クラシッ…

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頸腕症候群について

頸腕症候群とはあまり聞きなれない疾患名かもしれませんが、保険による鍼治療の同意を得られる疾患の一つでもあり、鍼治療の効果が公的に認められている疾患です。では、具体的にはどのような疾患なのでしょうか?

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脊柱管狭窄症の治療例

74歳、男性の症例をご紹介させていただきます。  昨年12月頃から腰、臀部から下肢のいわゆる座骨神経痛症状に見舞われたことから、某病院整形外科を受診、MRI所見にても神経根への軽度の圧迫像が認められ、脊柱管狭窄症と診断されました。 この患者さんの場合は投薬とリバビリを中心とした保存療法が選択され、約3か月間リハビリを行いながら通院されていました。しかし、痛みの軽減したのもの、痺れ症状が…

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ふかふかBedを用意しておくからね!~不妊と鍼灸治療~

結婚して3年以上経つ女性で、男性の生殖機能が正常であるのに妊娠しないもの(原発生) または流産後3年以上妊娠しないもの(続発生)を不孕(ふよう=不妊)といいます インターネットで検索すると不妊に関する情報サイトがたくさんあります 治療法も最先端になっていています 医療費や治療に費やす時間が増えていく中で、ストレスに感じている人も多いのではないでしょうか? 婦人科で治療を受けている方…

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子どももストレスを受けています ~小児ストレスと鍼灸治療~

現代はストレス社会と言われています 「ストレスを受ける」 仕事の業績、会社での人間関係などなど、ストレスは大人が受けるように思われがちですが 大人だけではなく子どももストレスをたくさん受けているのです 大人だったらストレスがあってもお酒を飲む、好きな事に打ち込むなどして ストレスを発散できます。耐えられなかったら辞めることもできます。 一方、子どもは学校など人間関係がストレスにな…

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春は「肝」の季節です ~円形脱毛症と鍼灸治療~

立春を迎え、暦の上では「春」になりました 東洋医学に携わる者としては「陰」と「陽」の変わる時という見方をしてしまいます この時期は季節も変わりますが、受験、就職・転職活動などなど・・・ 精神的に負荷がかかることが多いのではないでしょうか? “円形脱毛症は心理的な要因が大きい”というお話しをしたのを覚えていますでしょうか? また、精神的ストレスの影響をもっとも受けやすい臓腑は「肝」…

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頭痛持ち。本当は持っていたくないけど。 ~慢性頭痛と鍼灸治療(1)~

誰もが経験したことのある頭痛 臨床上よくみられる自覚症状ですが 単独で出現するのか、さまざまな急性・慢性疾患にともなって出現します 今日は、経過が比較的長く、発作を繰り返す慢性頭痛のお話しをしようと思います 皆さんもご存知のとおり慢性頭痛には ・ 片頭痛 ・緊張型頭痛 ・群発頭痛などがあり、頭痛持ちの8割はこのタイプと言われています 他の病気が原因ではなく、頭痛自体が病気で繰り返…

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ゴルフ肘

「スポーツをしていたら、肘の内側が痛むようになった……」 「特に心当たりは無いのに、気付いたら肘の内側が痛い……。」 このような経験はないでしょうか。 肘の内側の痛みは、野球・ゴルフ・テニスなどのスポーツをしている方や、仕事・家事で腕をよく使う方に多く見られます。 その一方で、慣れない動作によって腕に急に負担が掛かった時にも発症しやすくなります。 年末に大掃除をしたり、お正月にお客…

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STOP!くしゃみ・鼻水 ~花粉症と鍼灸治療~

1月の下旬になると、「もう来てる?」「飛んでるよね?」と言う会話が聞こえてきます ピン!と来た方は、毎年アイツに悩まされている方ですね 対応が早い方では花粉症対策の為にアレルギー薬を服用する方もいらっしゃるのではないでしょうか 春先の(嬉しくない)1大イベント!が間もなく訪れてきてしまいます 今日は花粉症のお話しをしようと思います 花粉症のメカニズム・・・ アレルゲンが体内に…

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あっかた女子になるためのセルフケア ~「仙骨」を温める~

新しい年を迎え例年より温かい日が続いていましたが 1月も中旬にさしかかり東京でも気温がぐっと下がり 雨に混じって白いものが空から降ってきました 寒いわけですね・・・・。 「寒さ」を体に強く感じるようになると 効率良く温める方法は何かないものか!?と考えてしまいませんか? 今日は「仙骨」に注目してお話しをしていきます 仙骨は骨盤の中心にあり、上半身と下半身をつなぐ重要な位置に…

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高血圧と鍼灸治療

新たらしい1年が始まりました 皆さんにとって健康で幸せな1年となるように鍼灸治療を通じて サポートできればと思っております 今冬は温かいと言いましても朝晩の冷え込みは体にこたえますね 今日は血圧と鍼灸治療のお話しです 「高血圧」というと高齢の方の病気というイメージが多いと思いますが 日本での高血圧の有病者は約4000万人以上と推…

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脳が痛みを記憶する前に・・・ ~術後痛に対する鍼灸治療~

「頭が痛い」「歯が痛い」「腰が痛い」・・・ 私たちが日常的に口にする「痛い」という言葉 そもそも「痛み」とは何なのだろう?と疑問に感じたことはありませんか? 「痛みの定義」 実質的、または潜在的な組織損傷に結びつく、あるいはそのような経験から表現される不快な感覚、または情動経験をいう (世界疼痛学会(IASP)より) (情動:短時間で強く作用する脳とホルモンや免疫系、生体物質にお…

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体にいらないものは溜めないようにしよう ~水滞(水毒)について~

気・血・水の3つの調和が保たれていることによって 私たちは不調を感じることなく心身ともに健康でいられるということをお話ししてきました 今までは生体を維持する3要素である「気と血の異常」のお話しをしたので 今日は、3要素の3つ目「水の異常」のお話しをしたいと思います 水滞(すいたい)とは・・・ 全身をめぐる無色の液体を「水(すい)」といいますが この¨水¨が身体の一定の部分…

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坐骨神経痛について

坐骨神経痛とは読んで字のごとく、坐骨神経の分布に沿って発生する痛みの総称です。 一口に坐骨神経痛と言っても原因は様々であり、年齢や生活習慣によって発症の機序が異なります。 若い年代の方や、仕事・スポーツなどでよく身体を動かす方に多いのが、椎間板ヘルニアと梨状筋症候群による坐骨神経痛です。 前者では脱出した椎間板の内容物が、後者では拘縮した梨状筋(殿部の深層にある筋肉)が坐骨神経を圧…

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2.あなたの¨やる気・元気¨は大丈夫ですか? ~気鬱について~

前回は気の異常である「気虚」のお話しをしましたが 皆さんいかがでしたでしょうか? 今回は「気鬱(きうつ)」についてお話しします 本題に入る前に、 まず、「気」と「気の良好な働き」について説明します 「気」とは生命活動を営む根源的なエネルギーで、 私たちのカラダの中をくまなく巡っているもので 生命力そのものであると言われています では、気の良好な働きとは …

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1. あなたの¨やる気・元気¨は大丈夫ですか? ~気虚について~

血(けつ)のところでもお話ししましたが 「気・血・水」の調和が保たれていることによって私たちのカラダは健康を維持することができます 今日は「生命エネルギー」である「気」の異常「気虚」のことについてお話しします 気とは・・・ 目に見えないものだけに1番分かりづらいものですよね。 「気」とは生命活動を営む根源的なエネルギーで、私たちのカラダの中を くまなく巡っているものです 気…

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あなたの血は足りていますか? ~血虚について~

瘀血のことについて2回連続でお話ししましたが 今日は瘀血とともに「血(けつ)」の異常である『血虚』についてお話します 気・血・水の関係性は、このブログで何度もお話ししてきました 血(けつ)は、生体の物質的側面を支える赤色の液体のことをいいます 私たちが健康である為には、質と量の両方が十分である必要があります どういった状況になると、血虚になるのでしょ…

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あなたはドロドロ血!?? ~血(けつ)について~

気・血・水の3つの調和が大切で、いずれかが過剰になったり、不足したり、巡りが悪くなると 人は不調が出てくるというお話しをしてきました。 血(けつ)の異常には血虚と瘀血とがありますが 今日は瘀血についてのお話しです 「瘀血:おけつ」とは・・・。 東洋医学では古来より微小循環器系に着目し、微小循環障害を「瘀血」と表…

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あったか女子になるためのセルフケア ~日常生活編~

日々の生活で、冷えをなくす為に何かされていますか? ¨面倒~¨って思うことでも何かのついでだったら苦にならずやれると思います^^ 今日からでも¨温め¨を実践してみませんか? 洗髪後に髪を乾かすために使う¨ドライヤー¨ 大概どのご家庭にも1つはあるのではないでしょうか? 髪を乾かすだけに使うのは勿体ない代物です せっかく温風を出しているわけですから~ 髪を乾かすついでにお腹も温め…

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つわりに対する鍼灸治療

当院で不妊治療を受けられて無事に妊娠された方が、 妊娠初期の強いつわり症状で来院されました。 吐きづわり、食べづわりなど、人によってつわりの症状は様々です。 赤ちゃんが元気な証拠と頭では理解していても、 早く終わってほしいという想いは誰しもが持つ自然な心持ちではないでしょうか。 妊娠8週目からつわりがかなり強くなってきました。 10週目位には一日に何回も吐くようになり、体重も…

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¨ピキっ¨あっ、腰が ~東洋医学的にみた腰痛~

なんとなくヤバいな~と思っていても 日常の忙しさで忘れてしまっていると¨ピキっ¨と突然やってくる腰痛 そんな経験をしたことがある方ばかりなのではないでしょうか!? 人間が二足歩行である限り、きってもきりはなせない腰の痛み 身近な存在である『腰痛』を東洋医学的にみて行きましょう あなたの腰痛、当てはまるものはありましたか!? 大まかに3つのタイプに分かれるのですが …

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変形性膝関節症の鍼灸治療

変形性膝関節症は、日本国内における患者数が700万人を超えており、 自覚症状の有無に関わらず、 40歳以上の方の半数以上が罹患しているというデータもあるほど、多くみられる疾患です。 病状が進行していくと、歩行困難や、最悪の場合は寝たきりになってしまう事もありますので、 介護予防・健康寿命の延伸という観点からも見過ごせない疾患の一つになっています。 変形性膝関節症は、 特に目立…

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ED(勃起障害)の鍼灸治療に関して

日本でもEDに対しての認識の理解は進み、バイアグラやレビトラなども自費診療ではありますが、医療機関で処方できるようになりました。 軽度の男性性機能障害の患者さんも合わせると、潜在的には1000万人以上にも上ると推測されています。 当院の鍼灸治療の特徴を挙げていきます。 セロトニン=脳の中庸を保つ 鍼灸の基礎研究により、脳内の側坐核のセロトニンの増加が明らかになっています。 セロ…

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頭皮も顔の一部です ~おでこのシワと美容(顔)鍼~

顔は何にも覆われることなく、いつも見えるので シワ・たるみなどが目に付き易いですよね だから「何とかしなきゃ~」と 顔のお手入れの為にアレやコレや・・・ 「良い!」と言われることを、皆さんやってらっしゃると思います 顔には手をかけてあげているけど おでこのすぐ上にある頭皮には?どうでしょうか?何かされていますか? ここまで読まれていてお気づきになりましたよね!? そう…

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冷え自慢を卒業 ~冷えは万病の元。あったか女子になろう~

「低血圧」 「朝起きるのがつらい」 「午前中はやる気がおきない」 「体温が低い(36度以下)」 「やる気がおきず集中力がない」 「イライラしやすい」 「肩凝りがひどい」 「便秘気味」 「下痢気味」 「寝相が良い」 「疲れやすく寝ても疲れが取れない」etc・・・ 冷え特有の症状をいくつかあげてみましたが「ある!ある!」という方が多いのではないでしょうか? ひとつでも「あ…

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美容(顔)鍼の副産物 ~夜間、早朝の喘息発作がでなかったの~

「気になるところは法令線。リフトアップもお願いしたい」 40代女性の方に美容(顔)鍼を施術しました 翌日、届いたメール・・・ 「毎晩咳で目が醒めていたのに、昨日は朝まで眠れました!寝起きの咳もなかったんです♪」 毎年、春や秋の花粉症の時期に喘息症状がひどくなり ステロイドの吸入薬を常に携帯している状況で喘息症状は、 痰が多く、呼吸が困難になるそう…

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With エイジング ~生理が来なくなった後、女性が気をつけること~

こんにちは。 今回は、生理が止まった後のお話しをします 約40年もの間、毎月煩わされていた月経(生理的出血) 『煩わしさから解放されるわ~』と気分が軽くなる方も多いのではないでしょうか? ですが、喜んでばかりはいられない体の変化がいろいろ起こってくるのです。 女性は長年にわたり女性ホルモン(エストロゲン)の恩恵を受けてきました ◇ 子宮・卵巣・乳房の働きを活発にする ◇…

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股関節痛の鍼灸治療について

股関節は寛骨(骨盤の一部)と大腿骨から成り、 人体において最も荷重負荷が掛かる関節です。 関節の動く範囲も広く、座る・立つ・歩く・走る・跳ぶ・蹴る など様々な動作に関わっています。 そのために負担が積み重なり、痛みが生じやすい関節の一つであると言えます。 そこで、股関節の痛みが生じる原因は、 ①関節自体に異常があるもの ②関節周囲の筋肉に異常があるもの 以上の二つに…

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ソフトランディングできる身体に ~更年期における諸症状と鍼灸治療~

空気が澄んできたせいか空が高く感じますね。 青い空とゆっくり動く雲を見ながらカフェで まったりとした時間を過ごすのもいいですね♪ 皆さん、こんにちは。 生理前・生理中のお話しをしてきましたので 今日は女性にとってターニングポイントとなる更年期のお話しをします 皆さんご存知の通り女性でいうと閉経前後の約10年くらいの時期を「更年期」と言います 更年期には卵巣の機能が低下(女性…

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糖尿病性神経障害の鍼治療について

2013年厚生労働省の国民健康・栄養調査の結果によると、糖尿病有病者(糖尿病が強く疑われる者)の割合は、男性16.2%(990万人)、女性9.2%(600万人)であり、2011年の糖尿病総患者数は270万人。 合計すると、1860万人の国民が糖尿病であるといえる結果が出ました。 日本で大多数を占める2型糖尿病は、現代医学の進歩により血糖コントロールの質が向上した現在でも、合併症を引き起こ…

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生理中の痛み・苦しみよ、さようなら ~月経痛と鍼灸治療について~

肌にあたる風が心地良いですね♪ こんにちは。 先日、生理前のことにふれたので、今回は生理中についてお話しします。 皆さんは、生理中にお腹の痛みや腰痛、頭痛など様々な症状に悩まされていませんか? きっと何の症状もない方を探す方が難しいのではないでしょうか^^: 人生のうち約40年もの間、生理(生理的出血)と付き合っていかなくてはならないのです。 女性の平均寿命が86歳前後な…

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輝け!私のお肌 ~スクワランオイルと美容鍼について~

こんにちは^^。 今日はスクワランオイルのお話しです。 美容に興味のある方でなくても「スクワランオイル」を耳にしたことがあるのではないでしょうか? 「スクワラン」とは、哺乳類(人間やサメ)や植物(オリーブオイルやベニバナオイル等)に含まれる 「スクワレン」という成分を水素添加させ抽出した液体のことを言います。 人間では、体内の皮脂細胞内でスクワレンは生成され、皮脂膜の成分となっ…

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あなたは鼻から?喉から? ~秋と肺気について~

こんにちは^^。 季節の変わり目だからでしょうか?電車の中でもぐしゅぐしゅしたり 咳き込んでいる方が多いような気がします。 皆さんは大丈夫ですか?? 今日は気候も良くて過ごし易く、ご飯も美味しく感じる「秋と肺」についてのお話しです。 突然ですが・・・ 韓国料理の石焼ビビンバを食べたこと、または、目にしたことがある方が多いと思います。 五色の色合いが鮮やかですよね~。 『五…

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生理前の過食に打ち勝とう!~月経前症候群とツボ~

こんにちは。 ダイエット中なのに生理が近くなると食欲が抑えられなくて たくさん食べてしまい、せっかくのダイエットが台無し~なんて経験を 女性ならほとんどの方がされているのではないでしょうか? 「生理前の過食を何とかしたいっ!食欲を抑えるツボを教えてっ!!」 そんな叫び声が聞こえてきそうですよね^^ 実際、「どこか効くツボはありませんか?」と質問されることがよくあります。 …

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内面から湧き出る「健康美」を目指して~アンチエイジング(抗加齢)と鍼灸治療~

こんにちは。 9月の訪れとともに雨が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか? 今日はアンチエイジングと美容(顔)鍼のお話しをしようと思います。 「冷え・むくみに負けない身体作り」のところで「腎」は「生殖・成長・老化」に関わりがあるとお話ししましたが、「腎」とともに自然界の土台となる要素の土である「脾」もアンチエイジングの鍵を握る要素になるのです。 皆さんはどこが気になりま…

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冷え・むくみに負けない身体づくり ~腎について~

こんにちは。 ここ数日、気温が下がり朝晩は身体が冷えを感じるようになりました。 冷え性の方は「嫌だなぁ~」と思ってらっしゃるのではないでしょうか? 一方では、服や靴のオシャレを楽しめる季節の到来でもありますね!! 今日は「腎」についてのお話しです。 腎臓の主な働きは皆さんもご存知の通り 泌尿器系の器官で、血液からの老廃物や余分な水分の濾過及び排出(尿)、 体液の恒常性の…

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頑張りすぎない身体づくり~肝気について~

こんにちは 先週までの暑さが嘘のように秋を感じられるようになりましたね。 今日は「肝」についてのお話しです。 肝臓は皆さんもご存知の通り 人のカラダにおいて最大の内臓で、糖・脂質・蛋白質の代謝、アルコール類や薬物の代謝(解毒作用)など機能も多く、特に生体の内部環境維持に非常に大きな役割を果たしている働き者な臓器ですよね。 「髪育」のところで少しお…

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「髪育」~円形脱毛症について~

こんにちは。 今年の夏は異常な暑さですね 皆さん、体調を崩されてないですか? 今日は「髪(脱毛)」のお話をさせてもらいます。 「脱毛症(円形脱毛症)」は、自己免疫系のトラブルによって起こると言われています。 円形脱毛症はとくに心理的な要因が大きく 「ストレス」という言葉で括られてしまう事が多いのではないでしょうか。 日常生活をしていく上で、誰もが知…

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妊娠中の腰痛・恥骨の痛みについて

「二人目の子を妊娠しているのですが、腰から尾骨の痛みがひどく、痛みで夜の寝返り時にも目が覚めてしまうんです。」 腰~尾骨の痛みを訴えて、28週目の妊婦さんが来院されました。 妊娠中は鎮痛剤やシップの塗布を避けたいということ、また友人の薦めもあり当院に来て下さいました。 お話を伺うと、一人目の妊娠中も痛みはあったようなのですが、二人目の時には骨盤周りの靭帯がよりグラグラする感じで、立ち上…

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交通事故に対する鍼灸治療の症例

広済鍼灸院では交通事故後遺症(むち打ち損傷等)の鍼灸治療にも力をいれております。 交通事故による損傷は事故状況により様々ですが、鍼治療の領域で最も多いものが「むち打ち損傷」です。 症状の特徴としては、検査所見と自覚症状が一致しない場合が多くあります。 CT、MRIなどの画像検査などで異常がないと言われても、ご自身には不快症状や不定愁訴を持つ場合などです。 画像所見で異常が見つからない…

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テニスのイップス症状

テニスにおけるイップス症状に悩む方の経過のご報告です。 数年前にテニス肘で、肘の内側を傷めた後から、動きのぎこちなさが気になり始めたということでした。 主訴はサーブやオーバーハンド動作において肘が上手く使えずに、動きが固まってしまうという状態です。 テニス肘の怪我の後に始まった症状であったので、まずは肘の周辺の筋肉・腱・靭帯の状態を確認していきました。次に怪我をかばうような代償動作…

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フランスでのセミナー

 今回も昨年に引き続きInstitut Europen de Medecine Traditionnelle Japonaise主催のセミナーに招聘されました。この協会はフランスで日本式の鍼灸を研究し広めていこうとしている団体であり、学校も経営されています。フランスでの鍼灸は歴史的に主に中国スタイルのものが普及しているそうですが、協会の主催者であるVincent Folke先生は日本鍼灸の良さを…

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アンブシュアのフォーカルジストニア

アンブシュアの問題に悩まされている音楽家の方の相談を受けることがしばしばあります。 やはり音漏れに対する訴えが一番多いように思われます。 管楽器奏者にとって、音を出す際にアンブシュアが大切なのは言うまでもありません。 口周辺の細かい筋肉群の問題を改善していくことは当然必要になりますが、それだけで問題は解決しないことが多々あります。 陸上選手が脚だけのトレーニングを行うのではなく、…

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生理周期とジストニア

特に女性のフォーカル・ジストニア患者さんに散見される現象なのですが、生理前や梅雨の時期、また雨が降る前になるとジストニア症状が増悪するケースがあります。 一見関係なさそうなことと思っていましたが、女性ホルモンが音楽家のジストニアに与える影響について研究を行った興味深い論文があったのでご紹介したいと思います。 論文は音楽家や舞台芸術に関係する医学的問題を扱っているMedical pro…

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心理的緊張由来の書痙症状について

心理的緊張由来の書痙の方の御報告です。 この方はこれまで様々な治療を試みていたのですが、なかなか書痙症状の改善には至っておりませんでした。 症状はかなり寛解する状態にまで至りました。 クライアントの方はご家族の方も本態性振戦と言われるような緊張での手の振るえ症状を有している人がいるということでした。 お話を伺ってみると、セッションを通した印象と併せて推察してみると、体の中心軸のバ…

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ミオスタチンと鍼、そしてアンチエイジング

 筋肉をつけても落ちるのが早い、また、トレーニングをしても筋肉がなかなかつかないといった体質の方もいます。近年の研究では、こういったタイプの方は筋肉内にあるミオスタチンというタンパク質が遺伝的に増加しやすい傾向があると言われています。  ミオスタチンというタンパク質は主に筋肉の増減に関係していますが、これが増えると筋肉が減り、逆に、若年者や筋肉量が多い人のミオスタチン量は低いことがわかって…

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