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zoom RSS 体にいらないものは溜めないようにしよう 〜水滞(水毒)について〜

<<   作成日時 : 2015/12/15 11:35   >>

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気・血・水の3つの調和が保たれていることによって
私たちは不調を感じることなく心身ともに健康でいられるということをお話ししてきました

今までは生体を維持する3要素である「気と血の異常」のお話しをしたので
今日は、3要素の3つ目「水の異常」のお話しをしたいと思います

水滞(すいたい)とは・・・

全身をめぐる無色の液体を「水(すい)」といいますが
この¨水¨が身体の一定の部分に停滞した病態が「水滞(すいたい)」です
水の異常のことを水滞(または水毒)といいます

水滞の4つの型・・・

水の偏在する部位よって4つの型に分類されます
@全身型
・ 全身一様に水の停滞したもので、いわゆる水太りの状態
・ 全身浮腫、下痢、めまい、夜間頻尿などが現れる

A 皮膚・関節型
・ 特に顔面や関節などに水が停滞した病型
・ 朝のこわばりが特徴的にみられる
・ 慢性関節リウマチによく現れる

B 胸内型
・ 呼吸器系に水滞の現れたタイプ
・ 水様性の喀痰や水っぽい鼻汁を出す
・ 呼吸困難におちいりやすく、ひどい場合は胸水がみられることもある
・ 喘息によく現れる

C 心下型
・ 胃から腸にかけて水滞の起こった型
・ 胃のあたりを手でたたくと、ポチャポチャと水の音が聞こえることが多い
・ 食欲不振、悪心、下痢、手足の冷えがみられる


では、何が原因で水滞になるのか・・・
画像


水滞を起こす原因は様々ですが日本は湿気の多く、もともと水滞が起こり易い気候風土なので
水滞を抱える人が他国に比べて多くみられます
原因の1つとして胃腸の働きが低下して飲食物の消化吸収不良が考えられます
また冷たいもの(生物)ばかりを食べたり、暴飲暴食をしてしまうことも水滞の原因となります

水滞になるとどんな症状がでるの?・・・

水滞はいろんなところに症状を起こします
・ 皮膚はむくみやすくなる・頭重感やめまい、立ちくらみが起こり易くなる・車酔いし易い
・ 二日酔い・梅雨時の頭重感や体のだるさ・雨が降ると頭痛がする・下痢・頻尿 などなど・・・

皆さんいかがでしょうか?思い当たる点はありますか?
では、診断基準となる水滞スコアー(合計して13点以上は水滞)を用いてチェックしてみましょう

画像

(引用:寺澤 捷年, 『絵でみる和漢診療学』 (医学書院))
上記のスコアー表以外に自分でチェックできる方法
舌の縁に歯型がついている場合は水滞の傾向にあります
自分の舌をじっくり見ることってあまりないと思いますが、これでしたら簡単にチェックできますよね

¨水¨は気の働きを担って体内を循環するので、¨水¨だけでは体内を循環できません
水滞体質の方は気虚を伴っていることが多いので、鍼灸治療ではその点に着目して治療を進め
体内に滞ってしまった¨水¨を尿や汗として体外へ排出できるように促していきます
また体の冷え症状が強い方が多いので養生としては、とにかく体を温めるように心がけてください
「あったか女子になるためのセルフケア」と題したブログも書いていますので、ご参照いただければと思います

水滞の症状は多彩なため、出ている症状それぞれにあわせて受診しようと思うと
頭痛は脳外科、めまいは耳鼻科、下痢は消化器科と何科も受診しなくてはならないですね

原因が判明した場合はそれに対しての治療が始まりますが、「原因はわからない」という場合は
いわゆる「未病」という状態です。このような時は鍼灸が功を奏すると思います

「気・血・水」・・・生体を維持する3要素の調和が乱れたときのお話しをしてきましたが
少しでも皆さんのお役に立てましたでしょうか?
これらのお話しを通して鍼灸治療が皆さんの健康維持の選択肢の1つに加われば幸いです
(広済鍼灸院 スタッフより)

KOSAI Oriental Healthcare Center/広済鍼灸院

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