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病気の発症原因には殆ど遺伝子が関与しており、遺伝子を解析すれば将来どんな病気を発症するかがわかるといわれている。こういった研究をする学問が分子生物学であり、今の医学のトレンドとなっている。その研究が進む過程において、遺伝子の機能が解明され、そういった遺伝子には各々に名前がつけられている。 ところで皆さんはacupuncture(=鍼)という名前のついた遺伝子があるのをご存知だろうか。遺伝子と鍼、一見最先端医学と古来よりつづく伝統医学の組み合わせに戸惑いを覚えるかもしれないが、その両者を結びつけた内容を紹介したいと思う。 分子生物学では遺伝子レベルで細胞機能を観察、ないし解析していく学問であるが、気鋭の分子生物学者でもあり鍼灸師でもある神戸大学の高岡裕氏は鍼を生体に刺すことで、細胞レベルでどのような変化が起こっているかを分子生物学的アプローチ行った研究を発表した。研究はギランバレー症候群の治療を受け持ったことが発端となる。ギランバレー症候群とは筋肉の運動神経が障害され四肢が動かなくなり、全身の筋肉が萎縮してしまう病気である。明治鍼灸大学の附属病院において鍼通電による治療を行った結果、大腿部の筋肉の肥大化、つまり筋量の増加がみられ、この現象を遺伝子学的観点から筋組織にどのようなレスポンスが起こっているかを研究をした。 結論は大腿部筋萎縮患者へ低周波鍼通電を行ったところ筋が肥大化し、筋力の増加が見られた。(リハビリ単独群とリハビリ+鍼通電群で比較したところ、リハビリ+鍼通電群に優位に筋力増加が見られた。) 遺伝子解析結果より針通電刺激ににより発現誘導された既知遺伝子5種類、その他未知遺伝子が2種類みつかった。既知の遺伝子名は以下の通り。 既知遺伝子 ・NADHイソクエン酸脱水酵素(補酵素の再生能) ・ユビキチン特異的タンパク分解酵素UBP41(細胞質のタンパク分解) ・スピンドリン(細胞増殖能) ・ニューロネイチン(下垂体や神経上皮細胞で発現、機能未解明) ・VEGF(血管新生、血管内皮細胞増殖因子) この解析だけで終わらないところが、氏の研究の傑出したところである。未知遺伝子については未知のため名前がついていない。そこで鍼刺激によって発現された遺伝子なので未知遺伝子のひとつに「Acupuncurure」と名づけたのである。もちろん研究の目的にはギランバレー症候群と鍼治療のかかわりを分子生物学的観点から解明すろことであったのだが、第一の目的には鍼遺伝子を発見し、それを遺伝子情報データベースへ登録するという目的があった。その目的は実現され、NCBIのGenBankにAcupuncture induced Gene 1(Aig 1)という名前で登録されている。 通常鍼灸の臨床試験の場合、比較対照試験のレベルで終わることが多いが、筋力増加がなぜ起こったかを遺伝子レベルで解明したとこが氏の研究の画期的なところである。比較対照試験(RCT)の場合、対照群の性質などで、例えば年齢差、個体差等、再現性が明確でないなどのデメリットがある。それ故再現性にばらつきがみられることがあり、「鍼治療は効く」といわれるが、科学的には疑問が残り、世間一般でもいまだ謎めいたものとされている嫌いがある。しかし、遺伝子レベルで「何がおこったのか」を証明できれば、鍼の有効性を科学的に認める上で否定の余地のない根拠となりうる。「鍼は明らかに効いた!」ということが。 by 伊藤 久敬 KOSAI Oriental Healthcare Center /広済鍼灸院 |
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女の子のオ●ニーをじっくり見たのはじめて(;゜∀゜)=3 |
マサマサ 2008/06/14 17:48 |
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