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zoom RSS 2.あなたの¨やる気・元気¨は大丈夫ですか? 〜気鬱について〜

<<   作成日時 : 2015/12/01 14:40   >>

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前回は気の異常である「気虚」のお話しをしましたが
皆さんいかがでしたでしょうか?

今回は「気鬱(きうつ)」についてお話しします

本題に入る前に、
まず、「気」「気の良好な働き」について説明します

「気」とは生命活動を営む根源的なエネルギーで、

私たちのカラダの中をくまなく巡っているもので

生命力そのものであると言われています

では、気の良好な働きとは

「暖炉に灯がともり(十分に火が燃やされ)部屋の中は温かく
煙は煙突から外へ流れ換気もきちんとされている」
というような状況です

・十分に火が燃やされている⇒気の生成が十分にある
・煙突から外へ煙りが流れている⇒気がカラダの中でうまく巡っている

ということでした。
それでは、復習が終わったところで、
本題に入りますが

気鬱とは・・・

煙突がつまってしまっているので煙がうまく外へ出て行かない状態
つまり私たちのカラダの中の根源的エネルギーである気が
うまく循環せず、停滞してしまった状態をいいます

(ちなみに気虚は「暖炉で燃える火の量が少ない状態、つまり私たちのカラダの中で生命活動の根源的エネルギーである気の量が不足している状態」でした…)


何が原因で気鬱になるのか・・・

○ 精神的なストレスやダメージ
○ 熱によるもの(気がめぐらないことによって体内に熱がこもってしまう)
○ 水が気をせきとめている(気が巡らないと血(けつ)や水(すい)も滞ってしまう)
○ 肝の働きが落ちている(肝はストレスや感情の起伏に直接反応してしまう)

気鬱になるとどんな症状がでるのか・・・

気が巡らず停滞した部位によって様々な症状が出てきます
○ 抑うつ、頭冒感(頭になにかかぶったような感じ)
○ イライラして怒りっぽい
○ 喉にものがへばりついた感じ
○ 息が十分にすえない感じ
○ 食欲がわかない
○ お腹が張った感じ
○ 昼間なのに眠くなる
○ 四肢の倦怠感
○ 月経痛・月経周期が一定しない、乳房が張る
いずれにせよ抑うつ傾向があり、訴えが執拗で時間、場所的に愁訴が移り変わる事が特徴です

診断基準は気鬱スコアー表を用い、合計して30点以上は気鬱状態と判断されます

画像


腹部の鼓音:腹部の打診上、気体があり、ある程度張力が高いところで出る高い大きな太鼓様の音
(引用:寺澤 捷年, 『絵でみる和漢診療学』 (医学書院))

気鬱タイプの人がかかりやすい病気・・・

・ 慢性咽頭痛 ・心臓神経症 ・高血圧症 ・神経症 ・躁鬱病 ・常習性頭痛 ・過敏性腸症候群
・ 抑うつ状態 ・脱毛症 ・肝斑 ・月経前症候群 ・月経困難症 ・耳鳴り ・肩凝り ・不眠症 
・ アトピー性皮膚炎 などなど

鍼灸治療では、気をめぐらす治療を基本に行います
気を巡らせる代表的な経穴としては「膻中 神門 気海 太衝」などがありますが
気のうっ滞は瘀血(気滞血症)を引きおこしたり消化器系に影響して全身の機能低下をもたらします
症状や身体の状態(どこの臓腑に影響を及ぼしているのか)に合わせて配穴し治療を進めていきます

滞っているものを流すことが鍼の1番得意なところかもしれません!

気鬱タイプの方がご自身で気をつけることとしては¨リラックス¨を心がける。
ストレスを溜めない。適度な運動をする。身体を温める。
香りのよいものや辛みのあるもので気を巡らす
お風呂に入るときにお好みの香りの入浴剤を使うのもいいと思います

皆さんが今感じている¨イライラ、カリカリ¨は
性格ではなく気がうまく巡ってないことが原因なのです

精神状態を安定させる事=気を巡らせる

気鬱タイプの方にとって¨リラックスする¨が1番難しいとこかもしれませんね
自分ではできない(TT)そんな時は、ご相談ください
(広済鍼灸院 スタッフより)

KOSAI Oriental Healthcare Center/広済鍼灸院

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