Kosai's Blog

アクセスカウンタ

zoom RSS 妊娠中の腰痛・恥骨の痛みについて

<<   作成日時 : 2015/08/21 13:25   >>

トラックバック 0 / コメント 0

「二人目の子を妊娠しているのですが、腰から尾骨の痛みがひどく、痛みで夜の寝返り時にも目が覚めてしまうんです。」

腰〜尾骨の痛みを訴えて、28週目の妊婦さんが来院されました。
妊娠中は鎮痛剤やシップの塗布を避けたいということ、また友人の薦めもあり当院に来て下さいました。
お話を伺うと、一人目の妊娠中も痛みはあったようなのですが、二人目の時には骨盤周りの靭帯がよりグラグラする感じで、立ち上がったり・寝返りをうったりする時にグラグラ+痛みがどんどんひどくなってきたということでした。

お母さんの体は出産に備え分娩を行いやすくするため, ホルモンの影響により, 靱帯や筋肉が弛緩しやすくなります。 このホルモンのお陰で赤ちゃんはお母さんの狭い骨盤をスムーズに通ることができます。
ただ、このホルモンは体中の関節, 靭帯の動きを柔軟にするため、緩んでしまった骨盤周りの靭帯を支えるためいつも以上に筋肉への負担が大きくなります。

お腹が大きくなってくると、からだの重心が前に傾いていきます。お腹の重みを背側で支えることになるため、自然に身体を反らしてバランスを取ろうとします。この姿勢は、背骨の自然なカーブを反対方向に反らしてしまうため腰の筋肉に過剰な負担が掛かることになります。

つまり、
@ホルモンによる全身の靭帯が緩む→緩んだ靭帯を支えるために腰の筋肉への過剰な負担
A赤ちゃんの成長による姿勢の変化→腰の筋肉への過剰な負担
といった経緯によりこの痛みについて説明することができます。

実際に体を診察してみると、腰の筋肉の緊張と共に、仙骨から尾骨周辺の靭帯にも負荷がかかっているようでした。筋肉と骨盤周りの適切な鍼灸治療に加えて、お母さんとお腹の赤ちゃんの成長のバランスを取るような治療も加えていきました。

2回目の来院時には痛みは半減しており、夜間寝返り時に目が覚める事がなく、久しぶりにゆっくりと眠れたということでした。
3回の治療でほぼ痛みは消失し、日常生活では問題なく過ごせるようになりました。


鍼灸治療で腰の筋肉や靭帯を一度しっかり整えておくと、妊娠後期にかけて赤ちゃんの成長によりお腹が大きくなっていった時にでも、痛みがひどくなることは少なくなります。またお母さんとお腹の赤ちゃんの状態も同時に整えていく安産のための施術も行っていくことで、安心安全で効果的な治療を行うことができます。

種々の痛み(股関節、お尻の痛み、坐骨神経痛、腰痛、恥骨痛、肩こり)、マタニティケアでお悩みの事がありましたら、お気軽に御相談下さい。

KOSAI Oriental Healthcare Center / 広済鍼灸院
骨盤痛、恥骨痛への鍼灸治療

03-3445-0887

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

妊娠中の腰痛・恥骨の痛みについて Kosai's Blog/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる