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zoom RSS ミオスタチンと鍼、そしてアンチエイジング

<<   作成日時 : 2014/11/18 17:22   >>

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 筋肉をつけても落ちるのが早い、また、トレーニングをしても筋肉がなかなかつかないといった体質の方もいます。近年の研究では、こういったタイプの方は筋肉内にあるミオスタチンというタンパク質が遺伝的に増加しやすい傾向があると言われています。

 ミオスタチンというタンパク質は主に筋肉の増減に関係していますが、これが増えると筋肉が減り、逆に、若年者や筋肉量が多い人のミオスタチン量は低いことがわかっています。例えば、高齢者の筋肉や廃用性筋萎縮(筋肉を長期間使わないことで筋肉が弱った状態)を起こした筋肉のミオスタチン量は高い状態をしめしています。これらの知見から、すなわち、ミオスタチンの量を減らせば、筋肉の老化が防げるとも考えられます。

 ところで、鍼の研究でもミオスタチンに関連した研究がいくつか報告されています。筋肉に鍼を刺して電気を流す電気鍼(低周波鍼通電)という施術方法がありますが、これは鍼の施術方法の中でもとりわけ筋力回復に効果が高いことが知られています。では、なぜ筋力回復に効果的なのか?これについては2007年に神戸大学の高岡裕先生が画期的な研究をされています。(遺伝子の研究については以前ブログで紹介しております)。この研究では鍼通電刺激を行った筋肉ではミオスタチン量の増加が抑制された結果が遺伝子解析によって報告されています。

 ミオスタチンの量を減らす手取り早い方法は筋トレですが、健康な人であれば体のコンディションに合ったトレーニング方法を行えば十分対処できます。しかし、筋肉は体のいたるところにあり、場所によってはトレーニングを行いにくい部位もあります。たとえば顔です。顔面の表情も動かしているのも筋肉ですが、やはり筋肉なので年齢を重ねると他の筋肉と同様にハリがなくなり、たるみやしわの原因にもなります。そのような状況は顔面筋のミオスタチン量が増加した状態であるとも考えられます。であるならば、顔の表情筋に電気鍼を行えば表情筋のハリは戻ると考えられます。

 美容鍼はとくに40代以上の方では即効性もあり、そのメカニズムは鍼を皮膚の組織である真皮や皮下組織に直接刺すことで、血行を促進し、コラーゲンやエラスチンの生成が促進された結果であると考えられてきました。しかし、その即効性については疑問がありましたが、このミオスタチンに対する鍼刺激の効果貴女の面から説明できるかもしれません。当院では電気鍼を用いた美容鍼も行っておりますので、ご興味のある方は是非ご利用ください。

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