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zoom RSS 股関節痛 (臼蓋形成不全)の症例について

<<   作成日時 : 2014/10/01 12:16   >>

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 3〜4年程前から股関節の痛みに悩まされており、整形外科では 臼蓋形成不全と診断を受けた方の経過についてお話しします。

 この方は病院でのリハビリや痛み止め、マッサージに通われていましたが、なかなか改善がみられませんでした。

 当院を受診して下さった最初の頃は、日常生活の動作でも痛みを感じることが多く、歩くことも億劫になっているような状態でした。
 初診時には、股関節周囲の筋肉・靭帯・腱、関連する腹部や膝・足首の状態や可動域なども調べていきました。同時に体全体の状態を東洋医学的に把握した上で鍼灸治療を開始しました。

 股関節の状態は、股関節を支えている関節窩や靭帯にある慢性的な炎症が、股関節を可動させる筋肉に影響していたことが考えられました。また、痛みを起こさないように股関節をかばうような日常動作を体が無意識に選択しており、腰や下腿にも負担がかかっていたことが考えられました。

 治療では、解剖学的な面から、痛みをの原因となっている部位、また関連部位の筋への治療を行いました。
 初診時の痛みのレベルを10段階評価で10とした場合、1回目の治療で痛みのレベルが4割程度減弱しました。
 しかし、天候の影響を強く受けることがあるようで、低気圧の接近により痛みレベルの変動はまだあったようです。

 2回目からは、外部環境の影響からも安定した状態でいられるように、東洋医学的な治療も併用し体全体を整えていきました。
 以降週1回のペースで鍼灸治療を行って行きました。4回目以降より、股関節の可動域も徐々に広がるようになり、それに伴い痛みも減弱したことで、通常の日常動作も改善していくようになりました。
 3ヶ月程の治療で痛みはほぼ気にならなくなり、歩いてお出掛けされるのを楽しまれるようになりました。

 股関節の痛みに関しては特に様々な因子が絡んできます。
解剖学に基づいた局所的な治療も非常に重要ですが、腰や足首・膝の状態も関わってくる部分です。また女性の方であれば股関節は婦人科系の状態がとても反映されやすい場所です。
 天候や生活環境といった外部環境や、ホルモンバランスなどにより痛みが変わってくる事も少なくありません。

 股関節の痛みで手術を薦められることもあるかと思いますが、鍼灸も含めた保存療法でも十分改善するケースは多々あります。リハビリなども痛みがひどいことから、積極的に行えない方と行った方も来院されています。
 手術は最終手段と考え、リハビリなどでもなかなか改善が見られないようであれば、一度当院にお越し下さい。

広済鍼灸院
股関節痛についてはこちらもご参考ください→痛みの鍼治療:股関節痛の鍼治療

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