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zoom RSS アキレス腱炎について

<<   作成日時 : 2014/08/09 12:10   >>

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全国各地で市民マラソンが開催されるなど、ランニングは以前よりもとても身近なものになっています。
広済鍼灸院ではアスリート向けのスポーツ障害の鍼灸治療にも力を入れておりますが、
最近はランニング人口も増えたため、当院にもランニングに関係するトラブルをお抱えになって来院される方も多く見られます。今日はランナーの方がしばしば悩まされるアキレス腱炎について御紹介していきたいと思います。

アキレス腱はふくらはぎの筋肉と踵の骨をつなぐ、体で一番太い腱です。
アキレス腱に過度なストレスが加わると腱自体に炎症・肥厚・筋膜との癒着などによる疼痛、腫脹が起こります。
腱自体が弱化・微細な部分断裂によって炎症を起こした状態をアキレス腱炎といいます。
原因として過度なスポーツ活動や慢性的なアキレス腱へのストレスが掛かる動きがあり、合わない靴選びなども誘因の一つになります。

アキレス腱炎に対する鍼灸治療としましては、

@痛みのある局所治療

A内臓の調子を整えて疲労回復を早める

といったアプローチで対処していきます。

@の「アキレス腱が痛い」といっても実は他の部位からの関連通もありますので、疼痛の正確な部位を把握することが重要です。使いすぎによるアキレス腱の炎症に対して、血行を良くし炎症を早く引かせるために、周囲の筋肉を注意深く観察しての治療を行っていきます。

Aに関しては、疲労が取れにくい原因は、内臓の疲れで消化吸収能力が低下していることも考えられます。特に水分を過剰に摂取しがちになる夏の時期には胃腸のはたらきが低下しがちになります。
ですので、内臓の機能を高めて、食べ物からの栄養を効率よく筋肉に届けることも、障害のある部分の組織の回復にとって、とても大切になっていきます。鍼灸治療は経絡・経穴を使っての内臓治療に優れています


痛みを鍼灸治療でしっかりとケアしながら、セッションでは身体の使い方を上半身も含めた大きな観点で診ていきます。
全ての疾患にとって言えることですが、スポーツ障害においては特に「痛みが治まればOK」とは言えません。
競技に復帰しても再発することがないように、しなければなりません。

スポーツ障害の御相談は傷めた場所の違いはあれど、その多くは何らかのフォームの崩れに端を発しているように思います。正しいフォームを意識して練習するのも良いのですが、フォームの崩れが身体の不具合から来ている場合は「意識」でどうにもならないことも多いようです。

各スポーツ動作に対する身体の不具合をチェックして、正しい動きを妨げている筋膜の制限を取り除いていきます。筋膜を整えて正しい身体の使い方ができれば再発の危険性をグッと減らすことができます。

音楽家の方のジストニアの治療もそうですが、障害の後に「動きの再学習」にしっかりと取り組まれることによって、音楽家の方は以前よりも質の高い演奏ができるようになったり、アスリートの方では故障前よりも競技成績の向上がみられることが多々あります。

痛みや障害を受傷した時は大変ですが、ケガを乗り越えた後のより良い動き・競技成績の向上を目指してやっていきましょう。

広済鍼灸院

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